2012年11月05日

赤大豆・根粒菌

 大豆は畑のお肉と言われるくらい良質なタンパク質を多く含む食品ですが
以前は料理方が少なく白大豆を少しだけ栽培していました。

その後、子供たちが大きくなるに従い、安全な食べ物を食べさせたいという思いが強くなり
栽培に熱を入れるようになりました。

色んな大豆を栽培してゆくうち病気に強い、害虫に強い、生育が旺盛など研究していき
今日の数品種に至りました。


赤大豆・根粒菌

その内の一つが赤大豆です、
旨い大豆です、色どりの美しさNo1、野菜サラダに乗せたり、シチューに入れたり、
食べるのが楽しく成ります。



また私が良く食べる『塩大豆』は調理が簡単で美味しい食べ物に成ります。

大豆を水煮し、塩を少し振りかけるだけでのシンプルな調理法ですが、
とても美味しい大豆に変わります。
特に「小糸在来」は水煮によく合います。
枝豆の硬さが良いようです。
お勧めです!


 昔、西部劇でガンマンが野宿をするとき、たき火で煮炊きした食べ物は大豆やトウモロコシ、
アメリカ人も肉ではなく穀類が主だったようです。
ほんの一昔前の事です。


そのアメリカ人、今や生活が豊かになり肉類を多く採るようになり、生活習慣病に悩む国民と化しています。

穀類の必要性を教えてくれています。



 大豆の根に寄生する根粒菌です。
この丸い粒の中にいます。

この根粒菌は空気中の窒素を取り込むバクテリアで、痩せた土地ほど多く発生し、
作物に栄養を補給します。


赤大豆・根粒菌


余分な肥料を与えると根粒菌は少なく成るそうです。

まさに大豆は天の恵みの代表作物なんですね。



このほかに「黒千石」、 雑穀の原料に成ります。
「幸福の五穀」、「麦まめ君」、「若草ごはん」に入っている緑色した引き割り大豆です。

「黒神」、小粒緑大豆、
ネバ納豆を作られる方にお勧めです。

「福豊」、豆腐屋さんの契約栽培です。


こんなに多品種を栽培すると、実は大変なんです。
機械の掃除が面倒なんです。

しかし食べる方は楽しい食事が期待できます。
すべて「超こだわり」の大豆です。

収穫は11月下旬です、
楽しみにお待ちください。



Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 10:30