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Posted by おてもやん at

2014年03月27日

無肥料自然栽培の小麦 中耕除草作業

寒い冬も終わり小麦も順調に大きく成っています
同時に雑草も目立つようになりました



天気のいい日に管理機で除草作業です
時間をかけ土を耕し雑草の芽を撹拌し土を被せて行きます

エンジンを止めると鳥の鳴き声が響き渡るほど静かな雑木林の中の畑です

小麦の品種はミナミノカオリ
パン用強力粉の品種ですが自然栽培ではタンパクの含有率が少なくホームベーカリーでは膨らみが少ない
手ごねをするとおいしいパンが出来ます

私の所では主に素麺の原料に成ります
  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 11:23

2013年05月22日

落花生 無施肥栽培

安全で 超がつくくらい美味しい落花生を食べたくて
こだわりの無施肥 自然栽培で挑戦です

昨年、無残にも雑草に完敗した苦い経験を生かして万全の準備で臨みます



5月1日

先ずトラクタで整地した畑に50センチ間隔で溝を作ります

この器具 私が考案した「筋蒔きガイド機」…?
ただ押してゆくだけで深さ3~4センチ 幅43~70センチの筋が引けます

その溝に種子を2個ずつ落してゆくだけ

一直線に発芽しますので機械除草で作物を痛める事もありません






一昨日 雨が降り、土が締り溝が浅いようです


塩ビのパイプで30センチ間隔で種を落してゆきます
腰を曲げず楽な姿勢で播けます





写真はお手伝いの佐野さん、
はるばる神戸よりお手伝いに駈けつけてくれました

多くの日本人がゴールデンウイークで浮かれている日に農業体験とは見上げた心構えですね


「食べ物を自給したい」と思っているそうです。


若い青年ですが食べ物が無くなる時代
不確実の時代を感じておられるようです。

お陰で助かりました、感謝!




播き終わった後日
黒マルチ旗でカラスよけ、

一週間から10日後、一斉に発芽すると思われます








感動の瞬間!  発芽です

おめでとう・・・!








この時期を狙っつてカラスがいたずらをしに来ます
生き物と間違えるのか 発芽したばかりの種を引っこ抜き悪さをします


5月22日

雑草が目立つようになりました
管理機で条間を耕し除草しまた

(一週間ほど前にした方が良いようです)








土寄せ
作物の横は手作業・・・土を雑草にかぶせて除草します
約300坪の畑の除草作業は時間がかかり大変です


この作業を成長に合わせて2回ほど行います






綺麗に出来ました。






早く大きく成って欲しいですね










、  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 00:41

2013年04月09日

こだわりのモチ麦 無施肥栽培 農薬不使用 自然農法

モチ麦ってどんなの・・・?

長年、無施肥、農薬不使用の自然農法家より一言紹介いたします。


 お米にモチ米とうるち米が有るように
大麦にもモチ性があるモチ麦と普通の麦が有ります。

モチ麦は5月に成ればこのように美しい穂が出ます。




風に揺れる穂の中に立つとマイナスイオンが出ているのか
深呼吸したくなります。

清々しく疲れがとれそうです。


アップするとこんな姿です。












この美しいモチ麦、2013年4月8日、NHKで紹介され「メタボ改善に効果が有る」と報道されました。

内臓脂肪やコレステロールを減少させるそうです。

さらに糖尿病の予防や腸内環境を整える効果が有る!そうです。


このモチ麦、βグルカンという食物繊維が豊富でとにかく生活習慣病に悩む日本人に朗報です。



当農園では農薬や肥料など一切使用しない自然農法で栽培し消費者の皆さんにお届けしています。

最近モチ麦のシリアル食品を販売しまじめました。写真下








高圧焙煎しています。

食感はサクサクして香ばしくシリアル食品として別格の美味しさです。




色はお世辞にも美しいとは言えませんが食物繊維は牛蒡の2倍、サツマイモの5.5倍含まれています。
お腹の中から綺麗綺麗にしてくれる優れモノなんです。

牛乳やスープ、麺つゆを加えるとトロリと軟らかく簡単に作られて
忙しい現代人の朝食代わりにお勧めです。
また粗く砕いて魚粉、鰹節、青のり、胡麻などを加えると自家製ふりかけが出来ます。



こちらは「押し麦」です。




ご飯に入れるともっちりご飯に成ります。

美容と健康の効果が期待できそうです。  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:01

2013年03月27日

嬉しい戴き物 筍

有りがたいですね、
今年も友人から戴きました。

春の恵みと言えば何といっても「蕗の薹」と「タケノコ」でしょう、
どちらも勝手に芽を出します。

掘り上げたその日の内に食卓へ・・・
醤油で味付けしただけのシンプルな料理ですが美味しいのです。






自然の恵みを感じる食材です。

有りがたく戴きました。食事
自然に感謝、友人に感謝です。 



自然に生えてくる食材は害虫の被害に有っていないのが多いですね。
しかも「精」が付く、形も様々、


肥料や農薬など使用すると 形は大きく成り、見た目綺麗になる、
しかし一番「精」は無くなる、


今の世の中、農薬や肥料を与えたものばかり、
反自然なものばかりなんです。
だから薬や補助食品が必要になるんですね。


自然の摂理に有った無肥料自然栽培の作物が
如何に大切かを春の恵みが教えてくれています。


とにかく『自然のままに・・・』
それが最良の農法なんですね。






最近はイノシシが目をつけているらしく
早く掘らないと食べられてしますそうです。


 



  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:17

2013年03月27日

トマト鉢上げ

3月27日 雨、

先日播種したトマトの苗
やっとこれくらいに成りました。

大きな鉢に移しました。

成長が遅い原因はセルポットに有るようです。
セルポットの底の空間が多く地温が上がらないようです。

発芽時点では水稲用の苗箱にばらまきした方が初期成長が良いようです。





「胡瓜」




しっかりしたなえに成っています。
3番目の葉が出てきました。
これからグングン大きく成ります。  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 17:10

2013年03月27日

田んぼと周辺の雑草

3月26日、晴れ、
水田の雑草を紹介します。

九州地方は昨年末から雨が多く作業が遅れぎみです。

天気が続き、久しぶりに田んぼに行くと雑草が大きく成っています。
マメ科の「カラスのエンドウ」です、30~40センチほどの背丈に成っています。





邪魔者扱いされる雑草ですが
侮るなかれ、こんな綺麗な花を咲かせるのです。
1センチにも満たない小さな花です。






「つくし」
春、畔に出てきます。







和名「待雪草」?(スノードロップ)
葉は彼岸花に似ています。
何処から来たのか年々株が大きくなっています。







「すみれ」
畔にコロニーを作ったように密生します。





1センチほどのかわいい花です。
最近増えて良く目にするようになりました。







「雀のかたびら」
日本に広く分布する春の水田の代表的な雑草、
草丈10センチ程です。





穂先







「雀の鉄砲」いね科の雑草、
春の水田の代表的存在です。

子供のころ「ピーピー草」と言って
草笛にして遊んでいました。





穂先








「なずな」別名「ペンペン草」「三味線草」アブラナ科の雑草、
「ペンペン草も生えない」と言うほど瘦せ地でも育つ雑草です。
慣行農法の水田に多く生えます。
自然農法を続けると少なく成るようです。







「レンゲ」
マメ科植物で以前良く植えました。
5月に田んぼ中花で被われ蜜蜂が飛び交っていました。








「白クローバー」
マメ科植物、ランナーで増えて行き、
一年中青々としています。






ざっとこのような雑草が目立ちます。

  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 09:39

2013年03月24日

種籾 脱芒

さあ~今年の稲作の始まりです。
昨年、自家採種した種籾の脱芒処理から始まります。

収穫したままの種籾には写真のような繊維が付いています。
このままでは邪魔に成り、播種機での均一な種まきは出来ません。





この繊維を取り除きながら、小さい種と大きな種とを分けるのが
写真下の脱芒機なんです。






上のホッパーに投入すると反対側から処理された種籾が出てきます。
繊維や未熟な種は横の方から落ちてきます。


安全なお米を作るには農薬や肥毒に汚染された種子では完全ではありません。
健康なお米は健康な種子と健康な土が不可欠です。
そのために自家採種をし、土を清浄にする必要が有ります


何年も種取を続け、何年も土壌を清めて、初めて健康な作物が育ちます。
そんなお米にして初めて『生命力あふれるお米』に成ってゆくのだと思っています。


健康も不健康も食べ物次第、


『時間をかけて、手間暇かけて…』

とにかく 一歩、一歩 前へ、
何年も同じ事の繰り返しで 今年も始まりました。

これからの季節は我々自然農法家にとって最高の晴れ舞台なんです。





余談

ちなみにこの機械 使用時間はたった一日、
お値段9万円、


高いお値段ですね、

購入種子なら こんな機械も要らないんですが
それでは安全なお米は出来ません。




  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 20:09

2013年03月24日

季節を知らせる花

3月24日、曇り
甲佐町は4月の暖かさです。

花が一気に咲いて、見る人に癒しを与えてくれています。


花ってすごいですね、
ほんの少しの時間で身体の緊張をほぐしてくれる・・・、


椿、春の花の代名詞的存在ですね、
私の好きな花です。





毎年、庭に咲いてくれる水仙、
今年も会えてよかった。

ありがとう。





田んぼの畦には白クローバー
年々増えています。





カラスのエンドウ
マメ科の植物です。




田んぼの周辺には小さい花が多い、
みんな控えめでやさしい花ばかりです。



これから忙しい季節を迎えます。
楽しい季節の始まりでもあります。

  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 18:54

2013年03月21日

胡瓜発芽

3月11日に播いた胡瓜の種、
二重のビニールハウスの中で3センチ程に大きく成っています。

今日ポットに移しました。





固定種なので発芽、成長にばらつきが有ります、

来月20日ごろ定植の予定です。

一緒に播いたトマトは発芽がゆっくりで、やっと芽が出た頃です。




自然栽培苗作りで問題なのは育苗土です。
購入資材には化学肥料が入っているし、
拘れば拘るほど使う資材が無くなります。



3年ほど前に2トン車2台分の沢山の落ち葉を腐食させたものを使用しました、

当初山のような沢山の落ち葉が3年過ぎると腐食し30センチ程の高さに目減りしました。
かなぶんをはじめ沢山の昆虫の住み家に成りながら腐食してゆきました。


順調に成長して欲しいですね。









  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:04

2013年03月15日

春の作業

暖かく成ると麦の成長とともに雑草も大きく成っています。
天気が続き乾燥している日は絶好の除草作業日です。
愛用の管理機で麦の中を除草作業です。




機械で耕しながら雑草を反転したり、土をかぶせたりしてゆきます。


ここの農地は昨年まで5年ほど耕作放棄され、セイタカアワダチソウが一面に生え
木が数本生えていました。

重機で引っこ抜いて何度か耕し、現在モチ麦を植えています。
冬場は草が生えにくいので作物を植えるには向いています。

夏はおそらく雑草の勢いが強く苦労多いかも知れません。

5年も農薬や肥料など使用していない自然のままの状態なんですが
農地を歩いていて土の硬さを感じます。

耕した直後は当然軟らかく、表面には五年間の有機物が沢山あるのですが
雨が降ると次第に土が締ってゆきます。
この状態で野菜を植えても害虫で葉っぱは穴だらけに成ると思います。

無肥料でも作物が順調に育つには土が軟らかいのが第一の条件です。
そのために根を深く下ろす作物を植える事から始まります。

ソルゴ、クロタラリアなどの背が高い植物が土壌改良に適した緑肥です。
その方が無難かもしれません。

















  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 22:12

2013年03月15日

大豆三昧

綺麗でしょう~
『黒神』という名の大豆なんです、
大きさは「大納言あずき」程、
希少品種なんです。

今年初めて栽培しました。





収穫後、早々に妻が豆乳を作りました、
品種も判らず口にすると、

 綺麗!   美味しい!   

聞くと『黒神』・・・意外な美味しさに感動モノでした。

小粒大豆は味が今一感が多い中で、
黒神の甘味には意外でした。

同じ小粒大豆で有名な『黒千石』と比ると、
比較に成らないくらい美味しいのです。

また「おから」は料理創作意欲がわくような薄い緑色をして、
工夫次第で洒落た一品が出来そうです。

ねば納豆としても美味しく戴けます。




ルビーのような『赤大豆』
自家採種3年目に成ります、
料理のアクセントに成る色が好きで毎年栽培しています。





我が家では軟らかく湯がいて野菜サラダにトッピング、ポテトサラダやシチューのアクセント、
豆乳鍋にも綺麗でした。

水を含んで大きく膨らんだ赤大豆、
食卓が花を添えたように豊かになります。





『大豆に惚れた』、それくらい大好きな大豆。

友人が豆腐屋さんから特別に依頼されて栽培していた大豆を少し購入し
栽培して2年目です。
在来種で品種名は有りませんでした。

後で付けられた名前は『小糸在来』
消えかけていた種を地域おこしで復活した奇跡の大豆です。
名前は商標登録されていますので使用はできませんが色合い、大きさ、中身、三拍子そろった美味しい在来種です。





煮豆にして味付けが要らないほど甘味が有ります。
軟らかくに煮て野菜サラダをはじめ多くの料理にトッピングしてください。

ご飯にも入れて炊飯すると栗ご飯に劣らず美味しい豆ごはんが出来ます。

硬めに湯がいて塩を少々加えると枝豆に成ります。
ビールが美味しい季節に無くてはならない大豆に成りそうです。


まめ色々・・・




大豆の料理法は「座禅まめ」しか知りませんでした。

大豆の一番の料理法、
それはただただ湯がくだけ・・・
長く湯がくと甘味が出て煮汁が絶品のスープに成ります。

それが一番美味しい料理法のようです。


植物性蛋白を多く含んだ大豆、
抗生物質などの残量が気に成るお肉の代わりになる超安全な大豆、
是非とも食べて戴きたい食材です。
  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 00:47

2013年01月01日

初詣、25年元旦

明けまして おめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

 今年も元日に初詣に出かけました。
深夜にもかかわらず『六殿宮』には多くの方たちが参拝されています。

ここ六殿宮の初詣は他の神社と違う不思議な光景が見られます。

手を清め山門を上がると参詣者が行儀よく並び参拝の順番を待っているのです。




高いところからみると良くわかります。



初詣は大勢の方が無秩序に参拝するのが一般的です、
しかし六殿宮では秩序正しく並んでお参りをするのです。

今年で3回目の初詣ですが規律の良さに感心します。
ここの神様は規律正しい神様なんでしょうね。

六殿宮は一年の始まりにお参りするぴったりの処かも知れません。

巫女さんにお聞きすると数年前から並ぶようになったそうです。



雪もなく、風もなく、寒いながらも穏やかな参拝が出来ました。
六殿宮は熊本市南区富合町にあります。  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 18:21

2012年12月03日

新そばで揚げだし蕎麦がき

 新蕎麦粉が出来ました。
忙しく蕎麦打ちは出来ませんが、家内に『揚げだし蕎麦がき』を作ってもらいました。

外はパリッ、中は軟らかい蕎麦がき、濃いめの出汁醤油、ピリッとした大根おろし、





美味しい!

蕎麦粉にすると麺にするか、蕎麦がきにするかしか有りません、
以前は蕎麦がきを山葵醤油で食べていました。

5分もあれば食べられるので蕎麦粉は重宝です。

しかし料理とは言えないので他に料理法はないものか…


(急用が出来ました)



  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 22:04

2012年11月16日

干し柿

 皆さん、一番甘い果物、何だと思いますか?


意外や意外! なんとシブ柿なんですひょえー
太陽の光が加わると砂糖と同じくらい甘く成ります。

干し柿は天然スイーツno1なんです。




今年は夏場に雨が少なく小ぶりが多いようです。

販売所は熊本市東区、第二空港線、一休温泉の横、『有機生活マーケット』
熊本市平成大通り、サンリブくまなん内『農家の食卓』

この二か所で購入できます。
時期ものです、早めにお求めください。


干し柿にするには気温が低くなる11月半場頃からが良いようです。
天気が続く日に風通しの良い場所に吊るせば良く出来ます。

10日程過ぎ、表面が軟くなったら手で揉むと良いですよ。

雨には濡れないようにしてください。



 皆さんの干し柿の作り方、利用法を教えてくださいメモ
サイドバー オーナーへのメッセージからご連絡くださいメール
 






  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:39

2012年11月16日

新蕎麦の収穫

 播種から75日目、蕎麦の収穫です。
緑の葉は落ち、枯れた蕎麦の実が目立ちます。

蕎麦は収穫のタイミングが極めて難しい作物です
こんなに枯れたら触るだけでぽろぽろと実が落ちるのですが、
今年は雨が多く刈採りが容易です。





先ず、刈払機で蕎麦を刈りながら左端に集めます。
今年は倒れているところが有り刈りにくかった。




それを手で重ね軽トラックの荷台に乗せ、棒でしきりにたたく!

何と原始的な作業・・・
でも少々時間はかかりますが一番経済的なやり方です。


お手伝いは大田さんと高野さん、
二の腕が痛く成ります。





慣れない農作業、御苦労さま。


 今年は20アールで蕎麦を栽培しています。
無肥料自然栽培で育てると収量が少なめです。

その欠点を少しでも補うためばらまき栽培です。

通常は筋蒔で生育途中で中耕除草と培土を行いますが
ばらまき播種だと中耕除草が出来ません、
しかし蕎麦の成長が早いため雑草の心配は有りません。

種を厚く播きすぎると踏伏の心配が有りますが収量は多く成ります。


 元々来客の『おもてなし』の為の栽培だったのですが、
生活習慣病に悩む現代人に必要な作物ではないかと思うようになりました。

余談ですが私自身、健康維持の為、毎朝の蕎麦スープは欠かせません。

モチ麦粉と蕎麦粉を糊状に練り、醤油味で食べるスープ、
3か月ほど経過したころからお腹周りが細く成りました。


今年は蕎麦粉だけでなく蕎麦米を作る計画です。

大根や白菜 椎茸を入れた『蕎麦がゆ』や『蕎麦雑炊』、
シンプルな素材、シンプルな味付け、それが一番健康に良い、そのように思います。


皆さん、安心して食べられる国産、無肥料自然栽培の蕎麦、如何ですか・・・
  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:33

2012年11月07日

ホームベーカリーで玄米餅

 ホームベーカリーで玄米モチに挑戦!
わずか50分で緑米の玄米で餅が出来ました。

実に簡単、便利な世の中ですね・・・



作り方
緑米の玄米を20時間ほど浸水、
ホームベーカリーにセットするだけ、

50分後出来上がり、

長時間高温で蒸すので玄米の緑色は抜けてクリーム色に変わりますが、
緑米特有の軟らかさは変わりなく、程良い粒々食感が何とも言えません!

玄米モチは搗きたてより焼きモチの方が美味しいようです。
癖に成ること請け合いです。

作り置きして冷凍すれば凍ったままレンジで1分で軟らかいモチが食べられます。
カビが生えない食パンに変えて超安全な玄米モチを
朝食に如何でしょうか…
腹もちもよく第一健康にすごく良いときてる。

農家からのお勧めです。


お問合わせが多いので追加の記事です。

食味が良いのは緑万葉の玄米モチがno1です。
緑万葉は穂が出ると遠くからでも目立ちます。



古代のもち米です。

玄米の色はこんな色です。




安全が求められる時代です。
自分で餅を作っては如何でしょうか・・・

  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 18:08

2012年11月05日

赤大豆・根粒菌

 大豆は畑のお肉と言われるくらい良質なタンパク質を多く含む食品ですが
以前は料理方が少なく白大豆を少しだけ栽培していました。

その後、子供たちが大きくなるに従い、安全な食べ物を食べさせたいという思いが強くなり
栽培に熱を入れるようになりました。

色んな大豆を栽培してゆくうち病気に強い、害虫に強い、生育が旺盛など研究していき
今日の数品種に至りました。




その内の一つが赤大豆です、
旨い大豆です、色どりの美しさNo1、野菜サラダに乗せたり、シチューに入れたり、
食べるのが楽しく成ります。



また私が良く食べる『塩大豆』は調理が簡単で美味しい食べ物に成ります。

大豆を水煮し、塩を少し振りかけるだけでのシンプルな調理法ですが、
とても美味しい大豆に変わります。
特に「小糸在来」は水煮によく合います。
枝豆の硬さが良いようです。
お勧めです!


 昔、西部劇でガンマンが野宿をするとき、たき火で煮炊きした食べ物は大豆やトウモロコシ、
アメリカ人も肉ではなく穀類が主だったようです。
ほんの一昔前の事です。


そのアメリカ人、今や生活が豊かになり肉類を多く採るようになり、生活習慣病に悩む国民と化しています。

穀類の必要性を教えてくれています。



 大豆の根に寄生する根粒菌です。
この丸い粒の中にいます。

この根粒菌は空気中の窒素を取り込むバクテリアで、痩せた土地ほど多く発生し、
作物に栄養を補給します。





余分な肥料を与えると根粒菌は少なく成るそうです。

まさに大豆は天の恵みの代表作物なんですね。



このほかに「黒千石」、 雑穀の原料に成ります。
「幸福の五穀」、「麦まめ君」、「若草ごはん」に入っている緑色した引き割り大豆です。

「黒神」、小粒緑大豆、
ネバ納豆を作られる方にお勧めです。

「福豊」、豆腐屋さんの契約栽培です。


こんなに多品種を栽培すると、実は大変なんです。
機械の掃除が面倒なんです。

しかし食べる方は楽しい食事が期待できます。
すべて「超こだわり」の大豆です。

収穫は11月下旬です、
楽しみにお待ちください。  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 10:30

2012年11月05日

朝食に餅

 緑米の新米が出来ました、
早速餅をつきました。

美味しい!
やはり日本人は餅だよね~




この餅、朝食代わりに最高です。
冷凍しておけばレンジで数分で焼き上がります。
朝の貴重な時間の短縮に成り、食糧備蓄にも成ります。

第一原料が安全な無肥料自然栽培です。
ちなみに今年の緑米は自然栽培歴10年以上の田んぼで育ちました。


前から持ち続けた想いですが、
関東に住む友人、通勤時間が早いため朝食はパンなんです。
そのパン、常温で何日置いてもカビが生えない、

防カビ剤のせいかも…?
毎日食べて大丈夫???

そんな不安を抱いていました。


日本人に『提案』です!
パンの代わりに『お餅』はどうですか・・・!


安全で、腹もちもよく、美味しい、


笑い話ですがにっこり
日本人は米を食べながら「ジャパン」と言い、
アメリカ人はパン食べながら「米国」と言う・・・

おかしな矛盾ですね、


今度はゴパンで玄米モチ作りに挑戦しましょう。


  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 09:31

2012年11月01日

緑米の玄米

先日、緑万葉の籾すりが終わりました。
通称緑米と言われる古代の餅米です。



こんな色です。
緑米だから緑緑しているかと思えばさにあらず、
白い色の中に薄い緑色・・・

山間部で栽培すると緑が多く綺麗に成る様です。

収穫が遅れると白だけに成ります、
程良い緑にするには収穫時期がとても難しい品種です。

無肥料自然栽培の緑米の特徴は白い玄米の艶が綺麗です。
(有肥栽培の色は茶系が入っています)
その美しさ…我ながら感心しています。



生育途中は紫黒の穂が美しい農村風景を演じてくれました。
癒し効果が有ったかも・・・・?



この緑米、餅にしたら食味No1、
軟らかく、粘りが有り凄く美味しいです。

特に玄米モチは粒々食感が何とも言えません。



自宅で餅を搗かれる方は早めにご注文を・・・  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 20:09

2012年10月19日

大豆畑の雑草

久しぶりに大豆を見に行くと黄色に熟れています。
周りの緑の中にあって一際目立ちます。

無肥料自然栽培の特徴の一つに作物の色、姿の綺麗さが有ります。
葉色がやさしく上品な黄色に登塾しています。

この後葉は全て落ち、茎が枯れたら収穫を迎えることに成ります。



品種は赤大豆、
美味しい大豆です。
ご飯の中に入れて炊飯したり、水煮してサラダに乗せて色合いが綺麗です。
食卓の色どりにお勧めです。

『美』を楽しみながら良質な植物性たんぱくを食する!
そのような食べ方がベストと思います。

拘りのレストラン契約ですが
半分くらいは直販です。
人気商品『若草ごはん』の原料に成ります。

畑のルビーと言われる赤大豆、
生産量は少なく貴重な大豆の一つです。



鈴なりですね、この時期は実はまだ緑色です。
登塾するに従い赤化してゆきます。


ところで大豆畑の厄介な雑草no1はこの雑草です。



大豆より背が高くなり邪魔ものです。
手で引きぬくと
痛っ!
この針のような棘が邪魔です。
刺さるといつまでも痛みが残ります。



脇目ごとに針のような棘を持っています。
作業には厚めの皮の手袋が必需品です。

外来種です、家畜の飼料に混じって来たと言われています。


次にこの雑草です。
種が落ちると次の年が繁茂して大変です。
荒廃地に育つセイタカアワダチ草よりしつこい雑草です。



これも外来種です。

風船のような実をつける雑草、
収穫の時に大豆に交じります。
大きさが大豆と同じくらいで選別が大変に成ります。



大豆より大きくなる雑草は全て外に出します。
見た目は所々にあるのですが広い畑から出すには結構時間を要します。





雑草は小さいうちに中耕除草作業で機械で除草にますが
大豆の茎の横などは除草が出来ません、
その除草残りがこの時期に大きく成ります。

この日の作業は台風が遠くにあるせいか風が有り気持ちよい作業が出来ました。
外回りを含め一日がかりの作業でした。











  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 09:24

2012年10月04日

蕎麦の花、満開、日本ミツバチの密源

8月30日に播種した蕎麦が満開です。
一面 白い花、花、花、



実が膨らみかけるとピンク色に変わります



元々、自分で育てた蕎麦で蕎麦打ちをして、来客の『おもてなし』をしたい・・・という趣味から始まった蕎麦栽培です。
もう数年に成ります。

良く考えると種をまいて2カ月程で収穫出来る作物は他にありません。
蕎麦が小さいうちは間引きして『蕎麦の胡麻和え』で食べたり、野菜として食べたり、
食糧危機に成れば命を救う食べ物に成るかもしれません。


多くの食べ物を外国に依存しなければ生きて行けない日本・・・
それって危険と思いませんか?

目先だけしか見えない政治家が多いこと、悲しい現実です。


今年は粉だけでなく蕎麦米にしてくれるところが有りました。
『蕎麦粥』を食べるのが昔からの夢でした。

昔昔、貧しい時代に先祖が食べていた蕎麦粥、
栄養的に見てもグッドな食材です。

お腹周りが気に成る方たちにお勧めですOK




静かな山の畑・・・
聞こえる音は日本ミツバチの羽音だけ、
ブーン、ブーン、意外と大きく聞こえます。



イネの害虫として有名なイネツトムシが蕎麦の蜜を食べてる・・・?
初めて見る光景です、
周囲に水田はないのですが・・・



写真に撮れないが大きさ1~2ミリの虫もいます。
こんな小さな虫にも心臓などの生きて行くに必要な臓器が備わっているのですから驚きです。

このような様々な虫達のお陰で作物は順調に成長しています。

地球環境保全の重要性を見せてくれる蕎麦畑です。  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:33

2012年09月19日

古代のモチ米・緑万葉

晩生の緑万葉の穂が垂れかけていますパチパチ
大分米らしくなりました。





珍しい品種なので手書きの看板を立てました。





雑な看板ですねえーっと…
国道沿いの目立つ所にあります。

興味ある方に見てもらえればokですOK

緑万葉は緑米とも呼ばれ、玄米は薄い緑色しています。
収穫が遅れれば白色に変わります。
収穫のタイミングが難しいお米です。

餅にして軟らかく粘りが強く食味抜群の餅に成ります。
特に玄米モチは絶品です。


アクネモチと言う人もいますが全く別物です。
アクネモチは20年ほど前に栽培したことが有りますが早生のお米です、緑万葉は晩生です。
穂の色、葉の色も薄く、背も低い、等の違いが有ります。

またアクネモチは餅としては食味が悪く団子にしかならないようです。  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:40

2012年09月15日

紫黒の穂・緑万葉

9月13日
緑万葉 待望の出穂ですにっこり今花でいっぱいです。





8月28日投稿「古代のもち米・緑万葉」の写真と比べると背が20センチ近く伸びているのが判ります。
隣の稲に追い付きました。

穂が垂れてくるに従い色が濃くなり、人目を引きつけます。

御船警察署から甲佐へ向かいトンネル抜けて1キロほどの甲佐町早川の国道443沿いで見れます。
出会ったら声をかけてください。

農薬も肥料も使わずここまで良く成長してくれました。

そんな緑万葉に
『がんばれ~!!パチパチ
『まってるよ~!!クラッカー』  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 21:38

2012年09月12日

大豆の害虫・ハスモンヨトウ

9月中旬に成り、気温は高いものの日差しは和らぎ農作業が楽になりました。

大豆の中には稗が生えています、
種に成らないうちに取り除きます。





腰まで伸びた大豆をかき分けて歩くと 虫を発見!
大豆の最大の害虫、『ハスモンヨトウ』です。








大豆を食い荒らす害虫です。
酷い時には葉が葉脈だけに成るほどです。

ハスモンヨトウは野菜類にも発生する厄介な害虫です。
この駆除のために農薬が使用されます。

しかし流石無肥料自然栽培20年の大豆、
害虫が少ないのです。



名前は判りません、





カメムシ





クモ・・・こちらは益虫です





害虫を沢山」べたのか肥満のクモですね。








  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 18:47

2012年09月11日

無肥料自然栽培現地検討会

9月10日、無肥料自然栽培のメンバーの農地を視察に行きました。
佐伯健康農園さんの生姜、凄いです!立派です!



この辺りは生姜の生産量日本一の生産地です、
生姜生産には沢山の農薬が使用されます、恐ろしい程の量です。

そんな地域で土壌クンジョウや農薬など使用しないで無肥料で生姜を作っておられます。
雑草も手取りでされ大変な苦労の末にこんな立派な生姜…

頭が下がります。


山に囲まれた生姜畑…
近くの山の落ち葉マルチで覆われた生姜、
周りの環境に溶け込んだような生姜畑でした。

早々 消費者の方たちから予約が有りました、
出荷は10月からだそうです。


佐伯さんの農園は旧泉村にありイノシシやシカの被害が有るそうです。
農地を見ていると大変な努力の跡があちこちに感じられました。






加工所では奥様の手料理、美味しい饅頭、上品なあじで何個でも食べられそうでした。

佐伯さんの加工所では漬物、ヨモギこんにゃく、梅干し、ラッキョなどが有り、
農家の豊かな食文化を感じながら饅頭を食べました。


佐伯健康農園の連絡先
0965-67-2943  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:43

2012年09月11日

生育順調な大豆

流石 自然栽培20年目の大豆は姿と言い、色合いと言いとても綺麗です。




隣の田んぼの慣行農法の大豆は遠くから見ても害虫の被害が明らかに判ります。
違いが歴然です。


慣行農法の大豆




無肥料自然栽培20年目の圃場の大豆





近くで見ると大変な違いが判ります。
慣行農法の大豆は虫食いなどが目立ち葉の色合いもなんとなく汚い、
残念ながら写真では判りずらいのです。



大豆の花です。
綺麗でしょう、小豆程の大きさです。





ほとんどの大豆には莢が付いていました。

『品種は小糸在来』 甘い地大豆です。







ところで消費者の皆さんに質問です。

大豆はどの様な食べ方をしてますか?


私の食べ方は 『塩大豆』

凄く美味しいですよ!!

湯がいて塩を加えるだけなんですが枝豆みたいに美味しいくなります。
一皿ぺロリと食べてしまいます。

畑のお肉、良質な植物系たんぱく質、
抗生物質の残量の心配が有るお肉より超安全ですよ!!

一度でいいから私の大豆 『塩大豆』で食べてくださいね・・・

収穫は11月です。











  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:02

2012年09月11日

古代のもち米・緑万葉の花

晩生の緑万葉、やっと穂が出始めました。
低かった背丈もグングン伸びています。






米の花です、
小さくスーパー接写でもこの大きさです。





生き物も沢山確認できます。
赤い糸トンボ





青い糸トンボ
交尾中です。

近ずくと直ぐに飛んでゆき中々良い写真を採らしてくれません。








コブノメイガの成虫?と思います。
他にクモなど自然栽培の田んぼは生き物が沢山住みついています。





数日で穂が出そろます。
そのあと田んぼ一面紫黒に染まります。

数日後をお楽しみに・・・
  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 22:19

2012年09月03日

田んぼの生き物・足長クモ

早朝 田んぼに行くと朝露をうけ白く輝いたクモの巣がいたる所に見受けます。
足長クモです。

自然栽培の田んぼでは数が沢山です。
数が大過ぎるのかクモ同士で喧嘩をしているようです。





この捉えられた足長クモ、あとで食べられます。

見かけは悪いですがクモは田んぼの害虫を食べてくれる益虫です。

西日本は毎年中国大陸から毎年6月20日ごろ、稲の最大の害虫『うんか』が飛来します。
高温多湿の日が続くと急激に繁殖し、
9月中旬以降被害が見受けられるようになります。

農薬を使用しないので被害に合うとなすすべが有りません。

このような害虫を補足するのがクモとトンボです。

活躍を期待します。



ところで無肥料自然栽培のお米には『うんか』の発生が少ないことご存知ですか?
化成肥料や有機肥料を多く施すと異常発生します。
『うんか』は肥料成分を好むらしいのです。

もう一つは風通しを良くすると効果が有ります。
株間を広くして移植するように心がけています。


このような事に注意しながら無肥料自然栽培を続けています。

『肥料も農薬も要らないお米』の栽培にはそのような配慮が不可欠に成ります。


そればかりか収穫後のお米にも虫が湧きにくく、腐敗しにくい健康に良い玄米に成ります。

健康を大切にされる方たちに食べて戴きたいお米です。



  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 23:10

2012年08月28日

古代のもち米・緑万葉

ほとんどのお米は穂が出ました。
その中で『緑万葉』は成長が変わっています。
ゆっくりと成長しているいます、
ブンケツを中心に成長してきたので横に発育し現在は背が低くいままです。


写真をみると判りますが周りの田んぼでは穂が出そろっています。
背も伸びているのが判ります。

緑万葉の背の低さが際立ちます。

一見成長不良のようです。






しかし間もなくグングン大きくなり 緑の田んぼが紫黒色に染まります。
ある日突然の出来事のように感じます。


広い緑の水田地帯に一角だけ紫黒の色、
その異様な光景は人目を引きつけます。


国道沿いに植えていますので宣伝効果抜群です。


  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 18:37

2012年08月27日

草刈り

畔の草刈り、
夏の作業で一番きつい作業です。
多くの作業は機械化していますが草刈りだけは手作業です。

朝5時30分から9時頃までの作業です、
朝食前の一仕事ですが、
9時を過ぎると暑くて暑くて体力の消耗が大きくなります。





草刈り作業は全面積を20日程のローテーションで行っています、
しかし除草剤を使わないので草の勢いが強く直ぐに大きくなります。

よくよく考えると、草の勢い旺盛は生命力の証明みたいなもの…、
すぐ横で育ってるお米も同じと思います。


除草剤をはじめ化学薬品など一切使用しない私のお米、
たぶん、生命力が旺盛だと思います。

畔の雑草がそのように語っています。


収穫まであと40日程です。






  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 10:09